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静岡県の現役塾講師(主に小中学生対象)が勉強・進路・受験のことやいろいろな裏ネタをこっそり教えます。もしかしたら役に立つかも?!
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皆さんお元気ですか?
さて、絶対評価の疑問その2として、レベルの高い中学の5と低い中学の5は、高校入試のときに同等の評価をしてもらえるのだろうか?という点です。
これについては自分も疑問に思い、県の教育委員会に直接問い合わせたことがあります。
返答はこうでした。
「中学間で格差があることは承知しているが、だからといって、レベルの高い中学の5は優遇して、そうでない中学の5は認めないというような評価はしない。」
つまり、現行の入試制度ではどの中学でも5は5として扱う。
ということですね。
その点は心配する必要はなさそうです。
もうすぐ期末テストですね~。
そろそろテスト範囲が発表になっている中学もあるんじゃないですか?
このテスト結果は1学期の内申点を大きく左右しますよ~
中3生の皆さん!テスト・内申対策は万全に!!
前回の答えの別解
前回はもどかしい考え方で求めましたが、実は連立方程式を知っている方なら簡単に求まりますよね。
兄の金額をx円、弟の金額をy円とすると、
x+y=4200
x-y=500
これを解いて、x=2350、y=1850
方程式ってナイスですね
お久しぶりデース。
さて、神奈川県の教育委員会では、県内の公立中学で1~5までの評定がどれくらいの割合でつけられているかを中学別、教科別に一覧表にして公表しています。
これを見ると目がチカチカしてくるな~
興味がある方はどうぞ↓
www.pref.kanagawa.jp/osirase/ed_sien/gakuhyo/20kekka/kekka200101.pdf
例えば5をもらう生徒は、多い中学で20%前後、少ない中学で5%未満と、中学間でかなりのばらつきがあるんですよね~。
細かすぎて正確には求めてませんが、だいたい見積もって各教科平均12%くらいかな?
これは5だけでなく1~4でも格差がとても大きいんです。
なんと、1の生徒が0%の中学もありましたよ!!
静岡県では公表してませんが、おそらく同様の格差があることは間違いないでしょうな~。
皆さんの中学はどうでしょうか。
実際に生徒たちの通信簿を見ると、中学によって「この生徒はもう少し良くてもいいんじゃない?」とか、逆に「甘いな~」と思うことがあります。
実際の学校での生徒の様子はわかりませんから、あくまでも個人的感想ですが・・・。
このような不公平は、通信簿が絶対評価である以上、解消されない問題でしょうね。
ところで、最近は中学の体育大会が真っ盛り!!
自分も生徒の応援に行きますが、いつもの授業と違いイキイキ(?)してますね。
しかし天気がいいので日差しが強い!!
複数中学回っているので日焼けヤバイっす。
つづく
前回の問題の答え
兄の金額を◎円、弟の金額を△円とすると、
◎+△=4200
兄は弟より500円多くもらうので、
△+500=◎ ・・・① になります。
ここで、弟に500円あげます。(兄と同じ金額にする!)
すると、2人の合計も500円増えるので、
◎+(△+500)=4200+500
◎+(△+500)=4700
ここで①より、△+500=◎ なので、
◎+◎=4700 と表せますね!
これより兄の金額は、4700÷2=2350 となります。
弟は、2350-500=1850
答え 兄・・・2350円 弟・・・1850円 でした~。
できましたか?
もうずいぶん前の話になりますが、内申点が相対評価から絶対評価に変わりました。
以前は、例えば5をもらう生徒の割合が、学年の5%と決まっていたのですが、絶対評価になってからは、先生の裁量で自由に評価点をつけることができるようになりました。
極端な話、先生が全員に5をつけることもできるわけです。
もちろんそんなことは世間的に許されないだろうし、中学である程度の割合は設けていると思われますが。
ここで当然疑問が出てきます。
ひとつは、評価が甘い中学校と、辛い中学校では5や4をもらう生徒の割合は、どれだけ差があるのだろうか。評価の辛い中学校の生徒は不利ではないか。
ふたつめは、例えば学力調査テストなどで、各中学校の平均点が発表されますが、レベルの高い中学校のオール4と、低い中学校のオール4は、入試のとき同じ評価をしてくれるのか。
続きはまた次回
今日の問題 数学(算数)
4200円を兄と弟で分ける。このとき、兄が弟より500円多くなるようにしたい。
兄、弟の取り分は、それぞれいくらずつになるでしょうか。
答えは次回に!
内申点の重要ポイントその3は、
-内申点を上げるには、定期テストだけでなく、授業態度、提出物も大事-
ということです。
「そんなこと知ってるよ!」と言われそうですが、これがなかなかできていない生徒が多いんですよね~
実は、授業態度があまり良くない生徒は、先生の悪口や文句が多い傾向にあります。
このような生徒は、定期テストが良くても、内申点では良い評価はもらえないことが多いんです。
「テストが良いのに内申が悪い」生徒は、自分の授業態度をもう一度見直すべきでしょう。
また、自分でわからない場合は、友達に客観的に評価してもらうのもいいと思います。
逆にテストが平均点くらいであっても、内申4、5(稀)をもらう生徒もいます。
授業態度や提出物などまじめに頑張っている生徒は、最低でも3はもらえるでしょう。
もちろん評価する先生が、何に重点を置いているかは、先生によって異なりますが、テスト以外のことも重視してくれる先生も多いですよ
続きはまた!
問題の答え
7,200円を兄弟で5:4に分けるということは、7,200円を9等分し、5個分が兄、4個分が弟の取り分になるということです。
よって兄は、7200÷9×5=4000
弟は、7200÷9×4=3200
となります。
答え 兄・・・4,000円 弟・・・3,200円
内申点の重要ポイント2つ目は、
-12月の内申点が高校に送られる-
ということです。
「じゃあ9月から頑張ればいいや」と思う生徒も多いと思います。
実はこれには落とし穴があって、12月の内申点は、9月から頑張れば上がるものではないのです。
もちろん例外もあって、1学期と比べ4から5くらい上げる生徒もいますが、それは稀。
ほとんどの生徒は、現状維持か1・2上がるくらいです。
これは、12月の内申点は2学期だけでなく、1学期の成績も加味してつけている教師が多いからなのです。
だからやっぱり普段からコツコツ頑張る生徒は、内申点が良い傾向にあるんですね。
中3生の皆さん。「9月から頑張ろう」では遅いかもしれませんよ!
続きはまた。
今日の問題 数学(算数)
7200円を兄と弟で5:4ずつ分ける。
それぞれのもらえる金額はいくらずつですか?
ちょっとやさしいかな?
比の考え方は、相似な図形の線分比の問題で多用するので、大事ですよ~
答えは次回!
前回紹介した内申点の重要ポイントは3つありました。
それぞれをもう少し詳しく見ていくと、
①内申が悪いと、志望校を受験することすらできない。
ある地域のトップ高では、夏の段階で320名定員に対し600名ほどの志願者がいます。
ところが受験ではせいぜい1.1倍の350人くらいに落ちつきます。
これは中学校側の進路調整が夏以降行われるからなのですが、まず、内申点が低い生徒から志望校変更(ランク下げ)の話が来るそうです。
1学期の内申点が悪く、さらに9月の学力調査テスト(今年は9月3日)があまり良くない場合は、9月の三者面談でまずそのような声がかかります。
1学期の内申はそういう意味でも大切!!
内申が良ければ、12月の学力調査までに実力をつければ十分間に合います。
今の時期は、修学旅行や体育大会、部活など忙しいですが、内申もおろそかにしないようにしてほしいですね。
字ばっかりでつまらないブログですね~
読んでいただいてありがとうございます。つづきはまた!
今日の問題・・・お休み